愛の歌
僕は暗い海に転がっていたウニだった。
いや、今でもそれに近い。
誰かを傷つけたくないと、誰も近づいて欲しくないと目一杯のトゲを伸ばして、、
暗い海のそこに転がっていた。
色とりどりの魚たちが戯れ、クラゲたちが踊っていた。
そんな海にクラゲの君が一人でフワフワ。
『私たちって似てるわ。わたしはフワフワ漂ってたいだけなのに、勝手に近寄って、勝手に傷ついてく。あなたも同じでしょ?』
君となら、、お互いを抱き締めることができるかも知れないね。
ね、僕は痛くない?
君を傷つけてないかい?
私は知ってるの。あなたは本当は優しい。
私にはわかるの。
君は素敵だよ。僕には眩しい光を放っている。
僕は君を見上げるととても楽しい気持ちになる。
やがて、嵐が来た。。
君は僕が守るよ。
僕が君を流されないように、、支えるから。
だから、怖がらないで。泣かないで。
僕は君を離さないから。。
君は僕に幸せをください。
僕は君に安心をあげるから。
君を守るよ。
海の上には満天の星と、、満月が優しい光を讃えてる。
ねぇ、僕を連れていってよ。
君と一緒に星が見たいんだ。
君と僕は交わるものは、なかったけど、、
似てるものがたくさんあるね。
波は君をさらおうとするけど、、、
僕はいつまで君を繋ぎ止めておくから。。
どんなに海が荒れても、、
僕は君を離さないから。
ずっとずっと君を抱き締めているから。。
君といると、、心が軽くなるんだ。
転がってるだけの僕も。。
いつか君と浮くことができるかな?
たまには僕も君にピリピリ刺されちゃうけど、、、
お手柔らかにしてね。
僕は君のいない風景をもう見ることができないから。。。
君とならどこでも行けるよ?
南の暖かい海も
北の寒い寒い海も
どこへ行っても君はフワフワ輝いているし、、
僕は君をずっと守るよ。。
もぅ君がいないとダメなんだ。。。
一人で海の底に転がりたくない。。。
君が大好きなんだ。。
Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜 - YEN TOWN BAND (歌詞付きフル)・Cover by 巴田みず希(ともだみずき)
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