dramatic life 面白きなきこの世を面白く

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平和教育の1日

今日は平和教育の日だった。

戦争を体験された方の講話から始まり、アメリカンビレッジを挟んでガマ(天然の鍾乳洞を利用した防空壕)の見学、平和記念公園といったラインナップだ。

糸洲濠ガマ


平和記念公園



ここに姫百合の塔なども加わったら少々気持ちが落ち込み立ち直れなそうだ(笑)


「戦争はいけないものだ」これは当たり前のように刷り込まれているのだが、改めて戦争の悲惨さを見た。しかし、僕は別の視点から平和ってものを考えてみようと思う。


人の歴史は新人類が地上に登場したときくら始まるのだけど、古代から近年にかけては人の命の価値など本当に小さいもので、人間は肌の色や宗教、政治的な考え方など他者との違いを憎み、憎悪し、欲望のままに支配しようとした。


キングダムって漫画が好きで見ているのだけど、、、どうも主人公に目がいきがちなんだけど、、あれの雑魚兵は、、、大量にゴミのように吹き飛ばされて死んでいくよね。


つまり、「人の命が一番大事」なんて価値観が生まれたのはつい74年前に第二次世界大戦が終わってからずいぶん経ってから定着した価値観に過ぎないのだと思う。


戦争中は国のために命を差し出すのが当たり前だったし、そんな価値観だったわけだ。


これは戦争がダメだといった声が大きくなったからとも言えなくもないけど、、、実は人間の文化が1段階上がったことを示しているのではないかなぁ。


だから、熟成してない文化の国は、まだ人の命よりも国が大事だし、他人を思いやることよりも自分の欲望を優先させるっていう国民の意識レベルでも大差ないのだろう。


つまり、真の平和教育とは国の政策の問題であるって言ってしまうと身も蓋もないのだが(笑)


戦後、日本は自らを罰し教育の中でもそれをうたい、日本という国に誇りが持てない国民が増えた。


しかし、今の日本はどうだろう?


先のワールドカップでのホスト国となり、たくさんの国々から日本の人や文化に対し、賞賛の声をいっぱい貰った。



僕はこの国が大好きだし、そのような記事を読むと日本という国を誇り高く感じる。


きっとラグビーワールドカップで、僕のような日本人もたくさん増えたのではないかなぁ。そんな日本人の良さに誇りをもって、他人に思いやりをもって接する文化が、やがてグローバルな環境の中でも輝きを放つことで、ジャパニーズスタンダードがグローバルスタンダードになるとき、僕らの平和教育は真の実を結ぶときなんじゃないかなぁ。。


ま、色々考えさせられた1日であった。