マチネの終わりに
去年くらいに読んで、素敵な本だったのでこの前、おでん屋さんで君に紹介したのだけど。
来年、福山雅治、石田ゆり子主演で映画化されるようなのでレビューと宣伝をかねて(笑)
エヘン。。。
あなたは三回しか会ったことがない人を人生で一番愛した人だといえますか?
作者は言うの、
「この本は実話であり、主人公の二人は僕の友人である。実名や団体名は別なのだが実際におきた出来事を描いた作品である。」
これね、ズルいやつだと思うのよね(笑)
創作だと思って読む文と、実際に起きた出来事を綴った話だと重さが違うよね。。
あ、、僕もたまに気持ちの整理で重いやつ書いてますが、、申し訳ない。。また気が向いたときに爆弾落としますので、、、嫌な人はスルーしてください。。
あ、で、マチネの終わりにの話ね。。
もうね、、『東京ラブストーリー』か?(年ががバレるね(笑))ってくらい、ヤキモキさせられ、モヤモヤさせられ、イライラMAXになるくらい邪魔もされるのよ。。。。
懐かしいね(笑)
それでも、安っぽい昼ドラや韓流みたいにならないのがすごいところで、、
ただ、文体が非常に優しくて、主人公の二人も大人で知的な良識ある人だから、、
なかなか会えないのだけど、、
でも、相手を愛おしくて。。
二人はすれ違いを何度も繰り返しながら、、
やっぱり相手を思うのよね。。
僕なら、、そんなにすれ違ってしまうのなら、、それはそういう運命なのかなぁと切り替えてしまいそうなんだけど、、、
この物語の二人は違うの。
例え最終的に結ばれなくても、たった三回しか会ってなかったとしても、人生で一番愛した人と言えちゃうんだな。
そんな人に出会えたんだから素敵って思うか、
そんな人と結ばれなかったら不幸だと思うかは、、彼らには関係ないのかも知れない。
最後はネタバレになっちゃうから言わないけど、『ご想像にお任せします』的な終わりなんだけど、、、
すごい綺麗なラストシーンなので、、どんな感じに映像化されるのかが楽しみでもある。
ここで大人の恋愛ブログ書いてる皆様なら、、なんとなく共感できる内容だと思うので、、
めっちゃオススメである。
個人的には君が書いたレビューを読んでみたい本なのよ。。
この本の主人公の印象的な台詞で
『君に出会ってしまった僕は、もう君に出会う前の僕には戻れないし、僕の人生で君のいない世界を考えられない。』
って、良いよね。
なんかね、この本は君に出会う前に読んだのだけど、、、僕も今改めて読んだらまた違う発見があるかもしれない。
一緒に秋の夜長を読書の秋しませんか?😉
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