君の体温を覚えている。。
重ねた唇の温度も
そこから漏れ出す吐息の熱さも
僕と体を重ねるとき
君の体温は少し熱いのかも知れない。
部分的に熱くなってるのかも知れない。
それでも僕が知ってる君の体温は
僕の肌が覚えている温度だけだ。。
君の中も熱い。。
僕のも熱くなってるはずなのに、、
それでも熱く感じるのが不思議だ。
熱くて熱くて、、
僕は君の中でチョコレートのように溶けてしまいそうになる。
やがて、君と僕の体温が同じになるとき、
僕は君と混ざりあって
ひとつになったような感覚になる。
その感覚が欲しくて、
僕は何度も何度もキスをせがむ。
ずっと君の中にいたくなる。。
ふと思ったのはこれは胎児の記憶なのかもしれない。。
母親の胎内で安心して過ごした記憶。
君の中に母性をみる。
胎内回帰する感覚。
臍の緒を通して母親と繋がるのと同様に
君と繋がる感覚。
その結果による受胎なのかもしれない。
体を重ねる行為が本能ならば、
好きな女性の胎内に還る行為も本能なのだと思う。
君の体温を感じたい。。。
僕と君の体温と同じになり、、
また、、、ひとつになりたい。。。。